XBOX360版&PS3版「UFC 2009 Undisputed」体験版
北米では5月に発売され、100万本以上の売上げを記録したUFCのゲーム化「UFC 2009 Undisputed」が、いよいよ日本でも10月15日に、XBOX360版とPS3版が同時発売されます。
現在は視聴していませんが、以前にWOWOWを視聴していた時には、「UFC」は欠かさず見ていました。
そんな私ですから、2007年のE3で本作品が初めて発表されたときから注目していました(当時のブログ記事はこちら)。
しかし北米で発売され大ヒットし、その勢いをかって、日本版でも発売が決定した後も、予約を即決するには至りませんでした。
理由は簡単。ユークスが開発しているからです(海外ではTHQが販売元、日本ではユークスが販売元も兼ねます)。
ユークスと言えば、3Dプロレスゲームの開発で有名ですが、私はユークスのプロレスゲームは好きではありません。
初代PS版「新日本プロレス闘魂列伝」シリーズやDC版「新日本プロレス闘魂列伝4」をプレイしましたが、レスラーが声を出さないこと、ゲームの作りが格闘ゲームに近くて、プロレス独特の「受け」の攻防が上手く再現されていないことが不満でした。
XBOX360版「レッスルキングダム」も、店頭で試遊しましたが、見た目はとてもリアルなのに、相変わらずレスラーが声を出さないことや操作感が気に入らなくて購入しませんでした。
私にとって3Dプロレスゲームの最高峰は、古い作品ですが、ニンテンドウ64版「バーチャル・プロレス2 王道継承」とDC版「ジャイアントグラム2000全日本プロレス3 栄光の勇者達」です。
奇しくもどちらも四天王時代の全日本プロレスを題材にしたゲームですが、あくまで偶然で、闘魂三銃士時代の新日本プロレスも並行して観ていたことは、念のため付け加えておきます。
何やら話がそれましたが、「UFC 2009 Undisputed」も購入を決めかねていたところへ、XBOX360で、早々に体験版(英語版)が配信されました。
遅れて配信されたPS3の体験版も、テキストが日本語化されているだけで、内容は同じです。
体験版でプレイできるのは、リデルとショーグンの2人でのエキシビジョン・マッチとチュートリアルモード。
やはり選手は声を出しませんが、実際のUFCでも試合中に選手が声を出すことは無いので、これは良しとしましょう。
試合展開についても、もともとが格闘ゲームに近いプロレスゲームを作っていたユークスだけあって、かえってUFCには向いているようにも感じました。
ただ問題なのはキャラクターの操作。
UFCでのスタンドやグラウンドでのさまざまな展開を再現するために、左右のスティックを含め、コントローラーの全てのボタンを駆使しなければいけません。
チュートリアルモードも用意されているので、練習は出来ますが、思い通りの試合展開をするには、相当の修練が必要と思われます。
これだけ煩雑な操作で、果たして自分の技量で楽しめるのか、何度も体験版をプレイして思案を重ねましたが、発売直前になって、購入を決めました。
結局、決め手になったのは登場選手の顔ぶれです。
今後もUFCのゲームがシリーズ化されるとして、予想されるのは「TUF」出身の選手がますます台頭してくるであろうこと。
日本でも「TUF」の放送が開始されますが、現在WOWOWを視聴していない私にとっては、なじみの薄い選手が増えていくことになりそうです。
一方で、日本でもなじみのあるPRIDE参戦経験のある選手の中には、期待に応える活躍が出来ていない選手もいます。
その筆頭がミルコ・クロコップで、最近の不本意な戦跡の有り様では、来年度は収録されないかも知れません。
というわけで、不安は多いが押さえておこうという結論に至りました。
私の場合、XBOX360とPS3で同時発売のソフトについては、余程のことが無い限り、XBOX360版を購入するようにしています。
ということで、XBOX360版の「UFC 2009 Undisputed」を予約しました。
●「UFC 2009 Undisputed」公式サイト