mu mu 360 のゲームライフ

ゲーム歴25年以上(ドラクエ3以来)。ゲームについてのブログです(旧Xbox公認ファンサイト)。Xbox One、Xbox360を中心にプレイしたゲームの感想を書いています。

「N3」 プレイ日記(1)インフィ編クリア

 
昨日、やっと最初のインフィ編をクリアした。で、このブログで初めて特定のゲームソフトのプレイ日記を書くことにしてみる。
 

まず前置き。

私はゲームをプレイするうえで「発見」や「驚き」などの「体験」を重視しています。それがさまざまな「感動」につながるからです。つまり私がゲームソフト購入に支払った対価として求めるのは「体験」と「感動」です。
 
だから購入を決めたソフトは、その時点から事前にあまり情報を仕入れすぎないように気を付けてます(特にストーリー性の高いゲームは)。
 
最近は情報があふれすぎています。たしかにそのゲームを購入するかどうかの目安としての情報は必要です。しかし雑誌やネットなどでの見知らぬ他人の評価に振り回されて、素晴らしいゲームとの「出会い」まで失うのは損です。
 
もちろん、友人や知人の意見も参考にしますが、私の場合、ゲームを購入するかどうかの最後の判断は自分自身の「直感」です(それと懐具合ですね)。
 
情報は攻略に行き詰ったときに集めればいい。他人の評価は自分が遊んだうえで、感じ方の相違などを知るために見るというスタンスです。
 

前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題
 
上記の理由から「N3」でも、なるべく事前に情報を仕入れないようにしてきた。
 
で、他の皆さんのブログも「N3」プレイ日記的な部分はなるべく目を通さないようにして・・・と気を付けてきた。
 
そしたら前回書いたように、カメラ操作には気付かないわ、アイテム装備は見落としるわ(単にマニュアル読んでなかったw)で、随分、クリアに時間がかかった。
 
でもいろいろ苦労しながら遊んだので、エンディングで流れたBoAの「Your Color」は格別だった。
 
ゲームシステム部分についての言及は今回は避けておくとして、以下にストーリー部分の感想を。
 
 
<<<以下、ネタバレあり>>>
 
インフィ編を終えての感想は、まだ「N3」という壮大なゲーム世界のプロローグがやっと終ったという印象。
 
これから操作できるキャラクターも次々に増えていって、それぞれのキャラクターの立場から物語が描かれ、絡み合って「N3」の世界の全貌が見えてくるのだろう。そんな期待を抱かせる終わり方だった。
 
インフィは、今までのゲームの主人公では見かけなかった性格の持ち主。「正義」の名の下に殺戮に走る姿には、狂気すら感じる。主人公としては感情移入しにくいキャラクタとして描かれている。
 
「大義」を振りかざしての戦いによって、自分の親を殺された復讐心や、さまざまな満たされぬ想いまで埋めようとするその姿には、(自分の知っている範囲では)マンガ 『ベルセルク』のファルネーゼを連想した。
 
 
今までのゲームの戦闘において、「」は自分を倒すために向かってくる存在であった。またゲームをプレイするうえでは、ひとつの「記号」であり、「スコアの対象」でしかなかった。
 
しかし「N3」では、武器を持たずに逃げ惑う母子なども殺すことになる。こんなことを強いられるゲームは初めてだ。
(「GTA」の場合、一般人に対する暴力はあくまでプレイヤーの意思にゆだねられている)
 
ガンシューティングで、「一般人を撃つとLIFEが減る」というルールはあったが、それとは全く意味が違う。逃げ惑う一般人を斬り刻んで「○○Hit」と表示されるのは、後味が悪い。アクションとしての爽快感が抜群なだけに、一瞬でも殺される側に立って見ると複雑な気持ちになる
 
ゲームを進めて行く中で、今後操作できるようになる主人公キャラクターたちとの遭遇もあった。今後、彼らの視点から見るインフィの姿はどう映るのだろうか。
 
そんな思いを抱きながら、アスファ編に突入した。