「ルミネス」×「グンペイ」=PSP版「グンペイ リバース」
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やっと届きました。PSP版「グンペイ リバース」。
カーソルを動かしたり、パネルを入れ替えたりするたびに効果音が鳴り、それがBGMとシンクロして、音との一体感を体感できるのは、まさに「ルミネス」。
「ルミネス」的な「グンペイ」を期待していた私には、期待通り。大満足です。
ワンダースワン版「グンペイ」との比較ですが、私が心配していたのは操作性の部分。
実際に操作してみて、満足とまではいきませんが納得できる程度の操作性には仕上がっていました。
WS版「グンペイ」では、カーソルを動かすには、動かしたいマスの数だけ方向キーを押さなければいけなかったのですが、PSP版「グンペイ リバース」では、方向キー押しっぱなしでカーソルが高速移動するようになりました。
この変更によって、PSPの硬めの方向キーでも、何とかゲームのスピードに追いつくことが出来ました。
そしてもう一つ、ルールにも変更が加えられています。
WS版「グンペイ」ではパネルを一列そろえて消しても、残ったパネルはそのままの場所にありますが、PSP版「グンペイ リバース」では、この“オリジナルルール”とは別に“ブレイクルール”というのが作られています。
これは落ち物パズルのように、消えたパネルの上にあるパネルがずり落ちるルールです。
“オリジナルルール”と“ブレイクルール”はプレイ前に選択できるようになっていますが、 PSPでプレイするには“ブレイクルール”の方が適していると感じました。
この「操作変更」と「ルール変更」で、何とかストレスを感じない程度には納まっています。
↑ラインの色はグリーン。つなげるとイエローに変化。カーソルはピンクで表示。プレイ中、ラインが見づらいと感じることは、それほど無い。
「ルミネス」的な「グンペイ」ということで、画面の演出も凝っています。
ステージごとに変化する背景や、ラインを消すたびに起こるさまざまな効果は、じっくり見る余裕が無いにもかかわらず、ついつい見入ってしまいます。
画面の演出が派手すぎて、肝心のラインが見づらくなるのではないかと心配でしたが、思っていたよりもラインがハッキリ見えるように工夫されていました。
↑現在までに獲得したスキン(背景)の中では、これがお気に入り。純和風です。
PSP版「グンペイ リバース」で新たに加えられたゲームモードは2つのゲーム画面を任意で切り替えながら同時進行する「ダブルスキンモード」や、横のフィールドが倍になる「10×10モード」といった、上級者向けのものです。
通常モードに飽き足らなくなったら、これらのモードにチャレンジすることで、長く遊べそうです。
2月15日にはPSP版「ルミネスⅡ」も発売されますが、「ルミネス」のファンなら、PSP版「グンペイ リバース」は同じ感覚で楽しめると思いますし、「グンペイ」のファンにとっても、このアレンジによって新鮮な気持ちで楽しめると思います。
「グンペイ」のファンにとっては、操作性が納得できるかどうかが、評価の分かれ目だと思います。