mu mu 360 のゲームライフ

ゲーム歴25年以上(ドラクエ3以来)。ゲームについてのブログです(旧Xbox公認ファンサイト)。Xbox One、Xbox360を中心にプレイしたゲームの感想を書いています。

映画のゲーム化もここまで来た!XBOX360版「PETER JACSON'S キング・コング オフィシャル ゲーム オブ ザ ムービー」

  
 この画像をクリックすると「PETER JACSON'S キング・コング オフィシャル ゲーム オブ ザ ムービー」の公式サイトにジャンプします。
 
 
 XBOX360版「PETER JACSON'S キング・コング オフィシャル ゲーム オブ ザ ムービー」をクリアしました。
 
 ピーター・ジャクソン監督の映画「PETER JACSON'S キング・コング」のゲーム化で、映画の公開と同時期に発売されました。
 
 
 私は、まず映画をDVDで鑑賞してから、ゲームを始めました。
 「映画のゲーム化もここまで来た」と思える良く出来たゲームでした。
 
 
 ピーター・ジャクソン監督本人が映画制作と同時進行で、ゲームのシナリオも直接制作・監修したとのこと。
 単なる“名義貸し”ではなく、ゲーム通のピーター・ジャクソン監督の意向が強く反映しているようです。
 
 
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 ピーター・ジャクソンといえば,ロード・オブ・ザ・リング撮影時には,出演者達とゲームに興じていたほどのゲーム通としても知られており,今後は「Halo」映画版をプロデュースする予定になっている。
  
 ロード・オブ・ザ・リングのゲーム化に際しては,すべてをElectronic Artsに委ねる結果になったことに満足していなかったらしく,キング・コングはかなり初期からゲーム化を念頭において企画を進めていたようだ。
 
 
 開発チームとして白羽の矢が立てられたのは,ミッシェル・アンセル(Michel Ancel)氏が率いるUbisoftのMontpellierオフィスだ。
 アンセル氏は,Ubisoftの看板タイトル「Rayman」シリーズの生みの親。ジャクソン監督は,そんなアンセル氏がプレイステーション2用に開発した「Beyond Good and Evil」というタイトルに惚れ込み,直々に本作の開発を要請したという。
 
 4Gamaer.netの記事(こちら)より引用
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 映画のゲーム化ですが、映画の映像は最初に少し挿入されるだけで、後のイベントシーンはゲーム中と同じリアルタイムポリゴンにより描かれますが、このことが違和感無くゲームに没頭できる効果を発揮しています。
 
 出演者自らがゲームの吹き替えを担当しているので、ポリゴンモデルが本人と多少似ていなくても、充分に感情移入できます。 
 
 
 また、このゲームの特徴として、ゲーム画面には体力表示のゲージや残り弾数などのインターフェイスが一切表示されません
 
 最初こそ戸惑いますが、まさに映画の世界の中を冒険している感覚になっていきます。この辺がピーター・ジャクソン監督のこだわりが反映している部分でしょうか。
 
 
 ゲームの舞台はスカルアイランド(最後に少しだけニューヨーク)。
 脚本家ジャック・ドリスコルを操作するパート(1人称視点)と、キング・コングを操作するパート(3人称視点)に分かれています。
 
 
 ジャック・ドリスコル(エイドリアン・ブロディ)のパートでは、島の住民にキング・コングへの生け贄にされた恋人の女優アン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)を救うために、映画監督カール・デナム(ジャック・ブラック)らと共に、恐竜や野生生物が棲む未開の島を進んでいきます。
 
 キング・コングのパートでは、V-レックスなどの大型恐竜を相手に、爽快感抜群のアクションを堪能できます。
 音響も素晴らしく、コングの勝利の雄叫びは大迫力です。
 
 
 ジャックのパートがゲーム中の約8割を占め、キング・コングのパートは2割ほどしかありません。
  
 そこに物足りなさを感じる方もいるかと思いますが、進んだところまではステージセレクトできるようになっているので、後からキング・コングのパートだけを遊ぶことも出来ます。
 
 
 ジャックのパートは暗いジャングルの中を限られた武器で、恐竜や野生生物を、時には食物連鎖を利用して誘導したりしながら道を拓いて行きます。
 
 プレイしていると、映画の中でのジャックの苦労が体感できます。
 そして自分の映画撮影のことしか考えないデナムの身勝手さに、心底、腹が立ったり。
 
 ジャックのパートが辛い分、キング・コングのパートで得られるカタルシスは格別なのです。
  
 
 XBOX360版「PETER JACSON'S キング・コング オフィシャル ゲーム オブ ザ ムービー」は、映画を観ているかどうかで、大きく満足度が変わると思います。
 
 ゲーム単体では無く、ぜひ映画を観てからゲームをプレイして欲しいです。
 文字通り“映画の追体験”が出来ます。