mu mu 360 のゲームライフ

ゲーム歴25年以上(ドラクエ3以来)。ゲームについてのブログです(旧Xbox公認ファンサイト)。Xbox One、Xbox360を中心にプレイしたゲームの感想を書いています。

不可解なレーティングに、苦渋の決断!Xbox360版「デッド ライジング」

  
 日本で初の「Z指定」新作ソフトXBOX360版「デッド ライジング」。
 
 
 北米版はすでに発売されましたが、2ヶ月近く遅れて9月28日に発売される日本版には、表現の自主規制が入ることは、半ば規定の事実として情報が流れています。
 
 カプコンからは現時点で正式なコメントは発信されていませんが、ユーザーサイドからの情報としては こちら(X's Network) 、また流通サイドからの情報からは、こちらファミコンプラザ)などが挙げられます。 
  
 
 全く。これでは何のために、レーティングを強化し「Z指定」を作ったのか分かりません。
 購入対象を分別のある大人に限定するための18禁だったのでは無いのか。
 そこへさらに表現の規制をしてどうするのか。
 
 
 これならいっそのこと、「ゾンビパラダイスアクション」の看板も下げ、もっとソフトな表現に修正して「D区分」(17歳以上推奨、販売規制無し)にした方が、販売本数も見 込め、価格も下げられたのではないでしょうか(「デッド ライジング」は一般的なXBOX360ソフトに比べて割高なのです)。
 それくらいハッキリ違いがあれば、北米版を買うのも気が楽というものです。
    
  
 私は、ただ単純に残虐なシーンが見たいというわけでは無く、オリジナルで遊びたい
 海外先行タイトルは、ゲーム開発者が世に出した姿(海外版)と同じものを遊びたい。
 開発者のこだわり、遊び心を全て体感したい。その一心です。
 ローカライズするのはテキスト(字幕)だけで良いのです。
   
 
 私はこれまで、購入者の年齢層を限定することで、表現の幅が広がり、映画などにも引けをとらない大人向けの娯楽として確立する、そのことがゲーム業界の日米格差の解消にもつながるとの考えからレーティングの強化へは賛成の立場を取ってきました。
 その思いは変わりません。
 どうか日本のゲーム業界は勇気と自信を持って、この課題に取り組んでもらいたい。それが切なる願いです。
 
  
 先日も書いたように、私は初代XBOXソフトは海外版購入を解禁しましたが、XBOX360ソフトについては海外版を購入するのを我慢してきました。
 
 しかしやっかいなのが、今回のような表現規制の問題
 それが自分がXBOX360で、最も期待しているタイトルなら、なおさらです。
 
   
 悩んだ末に、私が下した決断は、北米版と日本版を両方、購入する。
 すでに北米版(リージョンフリー)は注文しました。
 ただし日本版の発売日である9月28日までは開封しません。
  
 ファーストインパクトを大切にしたい。ストーリーをしっかり楽しみたい。
 その思いから、まず日本語版でストーリを楽しんだ後で、北米版でアクションの爽快感を味わいたい。
  
 映画のディレクターズカット的な感覚で北米版を楽しみたいと思います。
 
 
 しかし予定外に同じソフトを2本購入することになったために、予算の都合上、他に購入をあきらめざるを得ないソフトが出来たことは残念です。
 
 いずれは表現の規制に絡んで海外版と日本版の両方を購入するソフトが出てくるとは思っていましたが、
 その最初のケースが、日本メーカーのソフトになるとは、何たる皮肉でしょうか。
  
 
 なお、「Z指定」新作第二弾は、10月12日発売予定のPS2版「ドライバー パラレルラインズ」(北米版発売元はアタリ、日本語版はAQインタラクティブが発売する)。
こちらはどんな修正が施されるのでしょうか?
   
 
デッド ライジング」日本版公式サイトはこちら(年齢制限あり)
 
デッド ライジング」北米版公式サイトはこちら(日本版公式サイトとは別の動画あり)