制作コンセプトに共感! XBOX360版「BOMBERMAN(ボンバーマン) Act:Zero」
相互リンク頂いている Shdeath さんもブログ(こちら)で採り上げられていますが、「BOMBERMAN Act:Zero プランナーのブログ」にて、制作コンセプトが語られています。
そのコンセプトとは、
①「新しい対戦ボンバーマンを」「より安価に早期にリリースする」
②ステージはノーマル1ステージに絞り、極力シンプルイズベストなカタチで
③とにかく「オンライン対戦を楽しむ」ことに的を絞った、手軽で誰でも参加できる対戦ツール
私はこのコンセプトには、大いに共感します。
次世代機だからと無理に背伸びをせずに、良い意味で割り切って、魅力を特化した作り。
その分、価格を下げて買い求めやすい価格設定にする。
そして、まだまだソフトが少ないXBOX360において「より早期にリリース」という部分もありがたいと思いました。
ゲームの魅力はそれぞれです。またユーザーがゲームに求めるものも人それぞれ違います。
最近の据え置き機用ソフトは、ひとつのゲームにあれもこれもと詰め込んだゲームが多く、またそういうゲームが雑誌などで高い評価を受けたり、ユーザーにも好まれたりする傾向もあります。
でも私はあれこれ詰め込んで、いたずらに総プレイ時間を引き延ばすよりは、そのゲームの魅力をしっかり絞り込んだものに好印象を受けます。
よく雑誌のレビューで「ミニゲームは別のゲームとして発売しても良いくらいのクオリティ」というホメ言葉がありますが、私にとっては「だったら別のゲームとして発売してよ」とも思います。
また少し観点は異なりますが、私はハードの魅力を引き出したゲームというのは評価したいです。
別のハード(現行ハードならPS2とか)でも出せるゲームではなくて、そのハードでしか出せないもの、かつハードの魅力を引き出すようなゲームです。
そのオンラインプレイを「手軽で誰でも参加できる」ように意識して作られたということは、XBOX360の魅力を誰もが手軽に実感できる(可能性がある)ということです。
ただ、どんなに立派なコンセプトで作られても、肝心のゲームの出来が悪いと台無しです(多少は荒削りでもそこにデメリットを凌駕する魅力があれば良いですが)。
その点、「BOMBERMAN Act:Zero」はこれまでに公開された対戦ムービーなどを見る限り、私には充分に期待できそうに見えます。
なお、「BOMBERMAN Act:Zero」はセーブ方法が特殊なので、購入の際に注意が必要です(Xbox Liveサーバーにセーブというかたちを取ります)。
ただしシングルプレイにはコンティニューは無いので(ノーコンティニューで99面クリアを目指す)、保存されるのは、シングルプレイでの最高到達面数、クリアした時間、またセレクトしたマイキャラクターの設定などになります(またオフラインでの対戦プレイは出来ません)。