mu mu 360 のゲームライフ

ゲーム歴25年以上(ドラクエ3以来)。ゲームについてのブログです(旧Xbox公認ファンサイト)。Xbox One、Xbox360を中心にプレイしたゲームの感想を書いています。

「跳馬」「美女」「絶景」再び 北米XBOX版「アウトラン2006: Coast 2 Coast」

 
 以前に一度紹介した北米XBOX版「アウトラン2006: Coast 2 Coast」。
(前回記事「早くも生産終了!? 北米版『アウトラン2006: Coast 2 Coast』」はこちら
 
 5月初めに注文し、10日ほど前にやっと届きました。
 いっしょに北米版XBOXソフトを3本注文したのですが、そのうちの1本が入荷せず。
 一度は「揃うまで待つ」としたものの、1ヶ月経っても入荷しないので、結局その1本をキャンセルし、残りを届けてもらうことにしました。
 
 ちなみに「アウトラン2006」以外に届いたのは「プリンスオブペルシャ ケンシノココロ」と「トゥルークライム New York City」(いずれも北米XBOX版)です。
 
  
 さて「アウトラン2006: Coast 2 Coast」ですが、アーケード版「アウトラン2 SP」をベースに前作「アウトラン」の全コースも完全収録していることには、感心しました。ボリューム満点です。
 
 さらに前作のXBOX版「アウトラン」に比べて、家庭用オリジナルのミッションモードの難易度が抑え目になっており(前作の難易度が凶悪だったのですが)、ドライブの爽快感が増しています。やはり「アウトラン」はストレス無く走りたい。
 
 グラフィック的には前作と同じか、やや落ちた印象。
 これはコース上のエフェクトが増えたこと(鳥が飛んだり)が原因なのか、あるいはXBOXのみだった前作と違い、PS2版やPSP版など性能の劣る多機種との同時発売になったことが原因なのかは分かりません。
 
 いずれにしても、XBOX360のソフトと見比べると見劣りはします。ただ「アウトラン」らしさを感じられるグラフィックの雰囲気は健在で、私にはこれでも充分に思えます。
  
 「アウトラン」は、やはり自分の乗るフェラーリと助手席のガールフレンドや風景、そして音楽を含めた全体の雰囲気でドライブ感覚を楽しむもので、その点では本作には満足です。とにかく走っていて楽しい。
 
  
 私は車のゲームは基本的にドライバー視点でプレイしますが、この「アウトラン」シリーズと「クレイジータクシー」シリーズ、そして「バーンアウトリベンジ」だけは別です。
 
 「アウトラン」は初代「アウトラン」と同じ視点でプレイしたいから。「クレイジータクシー」は後部座席の客の動きを見るのが楽しいから。「バーンアウトリベンジ」は以前も書きましたが、プレイ感覚が純粋な車のゲームという感じではないからです。
  
 
 というわけで非常に気に入った「アウトラン2006: Coast 2 Coast」ですが、残念ながら日本発売は多機種版含めて未定のまま進展は無し。日本では幻のソフトになってしまうんでしょうか。
 
 ソフト購入は可能な限り日本版。安いから、発売が早いからという理由だけでは海外版を購入しないという主義の私も、これだけは遊べなくなるのは避けたかったので、北米版を購入しましたが、やはりセガには日本版を出して欲しいと思います。
 
 もっとも発売されたとしてもPS2版やPSP版のみで、新作ソフトが4月以降発売されておらず、実質日本では終了したXBOX版が発売される可能性は限りなく低いですが。
 
 海外ではまだまだ現役で市場が健在な初代XBOX。日本では新作は海外版しか遊ぶ道が無いというのはつくづく残念です。やはりPS2版とXBOX版が同時発売ならグラフィックもキレイで5.1ch対応のXBOX版を遊びたいと思いますからね。
 
 
アウトラン2006: Coast 2 Coast」(北米版)公式サイトはこちら