E3出展 「ロード・オブ・ザ・リング バトル・フォー・ミドルアース II」はXBOX360ゆえに実現
E3にEA(エレクトロニック・アーツ)が出展するXBOX360版「The Lord of the Rings, The Battle for Middle-earth II 」は、3月に北米でPC版が発売されたばかりのRTS(リアルタイムストテラジー)の移植作品。
RTSは操作系統の問題や高解像度での表示が要求されるため、家庭用ゲーム機に移植される機会も無く、私も馴染みの薄いジャンル。
家庭用ゲーム機での「ロード・オブ・ザ・リング」のゲーム化としても、これまではアクションRPGなどジャンルが限られてきた。約2年前に発売された前作「ロード・オブ・ザ・リング バトル・フォー・ミドルアース」もPC版のみで家庭用ゲーム機には移植されていない。
さらに最近のRTSはグラフィックにも凝っているため、PCでも高スペックが要求される。本作も高スペックのPCで無ければプレイすることができないとのこと。そのようなゲームが移植できるのも、XBOX360のマシンパワーの成せる業。
ゲームの詳しい内容は、文末にPC版のレビューへのリンクを貼っておいたので、そちらを参照していただきたいが、非常に美麗なグラフィックで「ロード・オブ・ザ・リング」の世界が再現されている。
PC版の方も日本語版の発売は未定ということで、XBOX360版も日本発売されるかどうか現段階では分からないが、今まで一部の高スペックPCユーザーだけが享受できたジャンルの牙城を崩してくれることは、家庭用ゲーム機での新たな遊びの世界が広がるという意味でも歓迎したい。