2006-04-20 ファミ通クロレビにもハイデフ効果! XBOX360 何かと是非が問われる週刊「ファミ通」のクロスレビューだが、多くのゲームユーザーにとって影響度の差はあれ、購入の目安となっていることは否めない。 さて、明日発売の「ファミ通」のクロスレビューでXBOX360版「2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会」 が、ゴールド殿堂入りすることが判明した。 一方、同時発売のPS2版はシルバー殿堂止まり(その上にはPS2版「ウイイレ10」がプラチナ殿堂に君臨しているが、これは仕方無いところ)。 同一タイトルの同時発売でPS2版よりXBOX360版の方が高い評価になる。これは先日の「プロ野球スピリッツ 3」と同じ現象。 今回も、PS2版に比べてXBOX360版は ①選手のグラフィックの質が高いことに加え、ワイド画面によるフィールドの見やすさ ②XBOX Liveによる通信対戦(PS2版は非対応) の二点が高評価の要因となっている。 初代XBOXのときはPS2版やGC版と同時発売の場合、レビュアーごとの点数のばらつきはあっても、4人の点数を合計すると、どの機種もほぼ同じ点数になっていた。 そして「自分の持っている機種に合わせて買えばいい」とか「コントローラの好みで選べばいい」というような無責任な言葉で無難にまとめられていた。 しかしXBOX360になって、評価にはっきりと差が付くようになってきた。 こういうケースが続けば、ユーザーのXBOX360に対する注目も高くなってくるだろう。 後は販売店側の理解と後押しが必要。せっかくXBOX360版に興味を抱いてショップに行っても、売り切れていたり、入荷すらしていなかったりしたら、PS2版で妥協するユーザーも多いだろうから。 XBOX360にとって最大のチャンスの夏商戦に向けて、販売店との関係強化も重要な課題だろう。