XBOX360版「バイオショック」その2(完)
「バイオショック」をクリアしました。
「バイオショック」は、どこでも任意の場所でセーブできるので、いつでも止めることが出来るのですが、一度始めるとなかなか止めることが出来ず、ついついプレイ時間が長くなり、気が付くと最後まで到達してしまったという感じです。
よく「止め時を失う」という表現を使いますが、ここまでゲームに引きずり込まれるようにプレイしたのは、最近ではちょっと思い当たりません。
それほど不思議な魅力、吸引力、そして中毒性のあるゲームでした。
「バイオショック」は、ゲームの雰囲気は独特ですが、ゲームシステムはとても親切かつ丁寧に作られていました。
海底都市ラプチャーを探索していく上で、常にミッション(目標)が提示され、ミッション達成のヒントはエリアマップとともに、プレイ中いつでも確認することが出来ます。
またプレイ画面上には目的地への方角が矢印で示されるので、やることが分からなかったり、どこに行けばいいか分からなくて迷うということは、まずありえず、テンポ良く進めることが出来ました。
かと言って、決して簡単というわけではなく、戦闘では何度も死にまくりましたし、行く手を阻む仕掛けを解除するためのパズル的な要素も手応えがありましたが、ゲームシステムが親切かつ丁寧だったので、とても遊びやすかったという印象が残りました。
日本語版はスパイクから発売されていますが、テキスト、音声とも良質に日本語化されていて、これも遊びやすさに大いに寄与していたと思います。
「バイオショック」は、既に続編の制作が発表されています。
ストーリー的には一作目で完結している感があるので、果たしてどのような変貌を遂げるのか、興味深いところです。
もちろんフルローカライズの日本語版が発売されることを切望します。
先日までプレイしていた「ギアーズ・オブ・ウォー2」は、ゲーム表現の一つの到達点を確認するために、機会があればぜひプレイしてもらいたいと思うゲームでしたが、「バイオショック」も他には無い、この独特の雰囲気をぜひ体験してもらいたいとオススメしたいゲームです。
●「バイオショック」公式サイト