最大級の賛辞を送りたいシリーズ完結編!北米XBOX版「プリンス・オブ・ペルシャ 二つの魂」
北米XBOX版「プリンス・オブ・ペルシャ 二つの魂」をクリアしたので感想などを。
シリーズ三部作完結編となる本作。
クリアした今、賞賛の言葉しか思い浮かびません。
2作目「プリンス・オブ・ペルシャ ケンシノココロ」では“時の女王の島”が舞台でしたが、本作では再びペルシャに戻り、バビロンの街並みが舞台となります。
1作目のヒロイン、ファラも再登場し、ストーリーも大団円を迎えます。
本作での新要素「スピードキル」。
敵の背後に忍び寄り、ボタンをタイミングよく押すことで、一撃で倒すことが出来ます。
失敗すると、敵とまともに戦闘しなければいけません。
「スピードキル」がある分、本作ではザコ敵でも体力が高く苦戦は必至。
このリスクを背負いながら挑む「スピードキル」は、緊張感があり、成功したときの爽快感も格別です。
「プリンス・オブ・ペルシャ」の魅力はマップ、謎解きの妙。
シリーズ3作品を通して維持され、開発者とプレイヤーの“知恵比べ”は楽しくてたまりませんでした。
そして元祖「プリンス・オブ・ペルシャ」の遺伝子を受け継ぐキャラクターの動きの滑らかさ。
操作していて感じる“キャラクターとの一体感”は、数あるアクションゲームの中でも最上級。
一発死→リトライの繰り返しなのに、ストレスをほとんど感じさせないゲームデザイン。
この種の本格アクションゲームで、ミスしたときに“理不尽さ”を感じないというのは、本当にスゴイと思います。