mu mu 360 のゲームライフ

ゲーム歴25年以上(ドラクエ3以来)。ゲームについてのブログです(旧Xbox公認ファンサイト)。Xbox One、Xbox360を中心にプレイしたゲームの感想を書いています。

遅咲きのキャリアモード!XBOX360版「トップスピン2」

 
 スポーツゲームはあまりプレイしない私が、シャラポワキャラゲーとして購入したXBOX360版「トップスピン2」。
 
 シャラポワが使えるだけで満足なのですが、このゲームのメインとなるのは「キャリアモード」。
 これは自分で作成したオリジナルのプロプレイヤーを使って、5年で世界ランキング1位を目指すというものです。
 
  
 シャラポワもまずまず堪能できたので、「キャリアモード」に着手しました。
 この「キャリアモード」。かなり手応えがあり、徐々に面白くなってきます。
 スポーツゲームはあまりプレイしない、さらにテニスゲームはほとんどプレイしたことが無い私でも、充分に楽しめます。
 
 
 まずキャラメイキング。
 これが「何でここまで細かくする必要があるの?」というくらい細かく設定できます。
 特に顔のデザインは数十項目にも分かれていて、さらにあらかじめ決められたパーツではなく、スライドバーで微調整が可能なために、キャラメイキングだけで延々と時間が過ぎていきます。
 
 
 実は私は、いわゆるキャラEDITが大の苦手です。
 なかなか自分の思う通りの顔が作れない。
 顔のデザインが気に入らずに、結局、EDITモード自体をあきらめてしまったということも何度もあります。
 
  
 さて「トップスピン2」でも案の定、なかなか顔が決まりません。
 一応、人気女優の顔をモデルに作っていたのですが、さっぱり似ません。
 
 2時間近く格闘して、「これではいつまで経ってもキャリアモードがプレイできない」と思い、適当なところで切り上げました。
 妥協の産物のマイ・キャラクター。
 あまり感情移入できそうにありません。
 ま、試しにやってみるだけだからと自分を納得させ、「キャリアモード」を始めました。
  
 
 「キャリアモード」は、新米プロプレイヤーがスポンサーと契約したところから始まります。
 スポンサーからもらったいくらかの軍資金をもとに、ウェアを買い揃えました(これが後で自分の首を絞めることに・・・)。
 
 1ヶ月は2ターンに分かれていて、試合に出場するか、コーチからミニゲーム仕立てのトレーニングを受けるなどして、スケジュールを消化していきます。
 世界ランキングは200位からスタートして、5年以内に世界ランク1位を目指す遠い道程です。 
 
 
 ランクが低いと、グランドスラムなどのメジャー大会には予選すら参加させてもらえません(世界ランク60位以上が条件)。
 そこで最初のうちは、参加制限の無いマイナー大会に参加しつつ、コーチからトレーニングを受けてスキルアップに努めます。
 
 コーチからトレーニングを受けるにも毎回、コーチ料が必要です。
 しかし最初にウェアで浪費してしまったために、すぐに軍資金が底をついてしまいました。
 大会に参加しても、1回戦負けが続き、参加賞ほどの賞金しかもらえません。
 
 参加できる大会の無いときは、コーチからトレーニングを受けることもできず、スケジュールをスキップするしかないという始末。
 そんな感じで1年の大半を何もしないまま、最初の1年が終わってしまいました。
 世界ランクは180位台後半でした。
 
 
 2年目に入っても、状況は変わらず。
 トレーニング→金欠でスキップ→マイナー大会出場→1回戦で敗退→トレーニング→金欠でスキップ
 このループです。
 
 結局2年目は180位台のまま終えました。
 思い通りの顔を作れなかったので、キャラクターにも感情移入できません。
 
 
 もうこのまま止めて、一からやり直そうかと思った3年目。
 これまでのトレーニングが実を結んだのか、ついに!マイナー大会で初勝利を飾りました。
 
 さらに、その次に参加したマイナー大会では、トーナメント初優勝!
 こうなると、「もう少し続けてみようか」とモチベーションがUPしてきます。
 
 
 そんな感じで、非常に遅咲きですが、やっと世界ランクも150台くらいまで上がってきました。
 
 「キャリアモード」では、ゲーム中に自分が育成しているプロプレイヤー宛てにメールが届きます。
 コーチやスポンサーから激励のメールが来たりするのですが、マイナー大会で2度ほど優勝すると、何と「あなたのファンクラブを結成しました」というメールが!
 
 「おぉ、こんな作った自分ですら感情移入できないキャラクターにファンクラブが」と、ちょっと感慨に浸りました。
 他にもライバルが登場するなど、多少のドラマも盛り込んだ「キャリアモード」。
 面白くなってきました。
 
 スポーツゲームでここまで、のめりこむのは珍しいです。
 キャラクターにも少し愛着が湧いてきたような・・・。
 あの細かすぎるキャラメイキングも、意味があったということですね。
 さて、5年で世界ランク何位まで到達できるのでしょうか?
  
 
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