XBOX360版「ガンダム」はディンプスが開発
先日のメディア発表会で発表され、ジャンルはオンライン対戦の出来るFPSとして作られているらしいXBOX360版「機動戦士ガンダム(仮称)」だが、『ファミ通XBOX360』最新6月号で、本作は外注で、㈱ディンプスが開発していることが判明した。
自社ブランドでは発売せず、大手メーカーの下請けを専門としており、代表作としては対戦格闘の「ザ・ランブルフィッシュ」シリーズがある。XBOXでは「スパイクアウト バトルストリート」の制作協力もしている。
私自身はこのゲームを未プレイだし、評価も含めてほとんど知識が無いのだが、このゲームを実際にプレイして気に入っている人にはXBOX360版も期待できるかもしれない。
㈱ディンプスはFPSの開発実績は無いが、日本で本格的なFPSの開発実績のあるメーカーなど無いに等しいので、「ユニバーサルセンチュリードットネット・ガンダムオンライン Dawn of Australia」の制作ノウハウを活かせるという点はメリットとして考えて良いのではないだろうか?
加えて、旧ナムコ開発のPS2「機動戦士ガンダム 一年戦争」が近年のガンダムゲームでは大不発に終わった(賛否両論というか受け入れられないユーザーがあまりに多く、セールス的にも大幅な値崩れ)ことを思えば、㈱ディンプスへの開発委託は、まだ賢明な選択なのかもしれない。
いずれにしても、もう少し実体が見えてこないことには現時点では何とも言えないので、次の情報公開を期待して待ちたいところだ。