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mu mu 360 のゲームライフ

ゲーム歴25年以上(ドラクエ3以来)。ゲームについてのブログです(旧Xbox公認ファンサイト)。Xbox One、Xbox360を中心にプレイしたゲームの感想を書いています。

「N3」 プレイ日記(2)アスファ編クリア

XBOX360

 

 右スティックでの視点操作(詳しくはこちらを参照)にも慣れてきて、スティック押し込みでのズームイン、アウトも併用して「闘いが格好良く見える」カメラアングルを模索する余裕も少し出てきた。

 

さて、今回はアスファ編を「城救出ルート」「砦攻略ルート」の両方でクリアしたので、その感想などを。

 

 

ところで水口氏はインタビューで「NINETY-NINE NIGHTS(N3)」を作るに当たって、「9.11同時テロ」と黒澤明の映画「羅生門」にインスパイアされたと語っている。

 

9.11同時テロ」は説明を要さないであろうが、映画「羅生門」を見たことがある人はどれだけいるだろうか?アスファ編をクリアした後で、数年振りに映画「羅生門」を見た。

 

同じ一つの出来事でも、その人の立場(エゴともいう)によって、話や見え方が全く違うものになるということを、見事に描いた映画である。

 

インフィ編をクリアし、さらにアスファ編の両ルートをクリアした後に見ただけに「なるほど、水口氏の狙いはこういうこと」と解ってきた気がする。これはこの先、他のプレイヤーでのストーリーも楽しみになってきた。

 

NINETY-NINE NIGHTS(N3)」をプレイして作品に魅力を感じた人、キャラクターごとのストーリーの絡みに釈然としない思いを抱いた人は、「N3」という作品の理解をより深めるためにも、ぜひ黒澤明の映画「羅生門」を観てみることをおすすめしたい。

 

 

<<<以下、ネタバレあり>>>

 

アスファ。心優しきインフィの兄。でも血の繋がりは無い。二人の気性の違いはそのためなのか?

 

このアスファ編で「N3」でめての分岐に遭遇した。

 

アーヴェリア山脈での戦闘後に現れたヴァルヴァザール城からの瀕死の使者。

ここはプレイヤーの「N3」に求める展開、そしてプレイヤー自身の考え方が試されるところ。「城救出」か「砦攻略」か。

 

ここまで描かれたアスファの性格や、インフィ編での展開に不満がある人は、まず「城救出ルー」を選ぶだろう。

 

逆にアスファの団長としての使命やインフィに対する兄の威厳を示す(ご機嫌を取る)ことを優先すれば「砦攻略ルート」。

 

私はまず「城救出ルート」を選択した。

「我々騎士団は、城救出に向かう」と宣言したときのインフィの表情の変化が気にかかる。こういう感情の機微まで、絵で表現してしまうXBOX360のマシンパワーに感心しつつ。

 

やはりインフィの士気、兄アスファに対する信頼は下がる一方のよう。そして最後には、ディクファリオに止めを刺そうとするインフィを押し止めて、今後の展開を期待させる謎めいたエンディングを迎える。

 

では「砦攻略ルート」はどうだったのか。インフィはご機嫌でやる気まんまん。しかしアスファ自身は煮え切らない思いを抱きながら指揮を取る。

 

そして砦攻略の途中、インフィ編でも発生した武器を持たぬゴブリンの母子たちへの虐殺行為

インフィの狂気(しかし実際の戦場ではこれが当たり前の行動になってしまう)に、ついにアスファの感情が爆発。結局、こっちのルートを選んでもインフィはスネてしまうのか・・・

 

そして戦いの意義を見失いかけたまま平原での戦いに臨んだアスファは、この戦いの意義を(ちょっと無理がある)大切なものを守るための戦いなのだと自分に言い聞かせ、ディクファリオを追って森へ。

 

そしてラスト直前、自分にとって大切な存在であるインフィを失ってしまうアスファは、怒りに身を任せ、ディクファリオに止めの刃を突き刺す。

 

 

話の本筋的には「城救出ルート」だろうが「砦攻略ルート」も充分にあり得る展開。また「城救出ルート」の方が好まれるのだろうが、実際、騎士団の団長としての使命を考えれば「砦攻略ルート」の方が現実的という感じもする。

 

ところでヘッペ!インフィの警護を投げ出して「オレじゃダメなんだ」って、気持ちはわかるけど。お前、そこで逃げて行くの

 

叶わぬ想いでも、好きならインフィに付いてって体張って守ってやれよ。ヘッペの逃走には驚くやら呆れるやら。ヘッペの逃走が、アスファ編で最大のサプライズだった。

 

またアスファ編で初めてシューメルエッファなどのサブキャラとも遭遇。「誰?これ?」と、ここで初めて説明書の人物紹介に目を通した

 

アスファ編では顔見せという程度だったが、今後のキャラクタのストーリーにはどう絡んでくるのか?そういう期待を抱きつつ、次はミーフィー編に突入。